国際学部では４年間、少人数授業を行うゼミナールに所属する必要があります。２回生は「ゼミナール２」に属します。「ゼミナール２」は金曜日３校時に１０クラス開講されています。
６月８日と１５日に、「ゼミナール２」の合同授業が行われました。写真からおわかりいただけるように、PCのスキルの向上です。具体的にはOGUMailの使い方、さらにOGUMailに、整形されたWord文書を添付して送信するという課題でした。
このブログの左サイドにある「リンク集」の【2007ゼミナール２PC実習関係】 をクリックしていただければ、学習内容がもう少し詳しくわかります。
さらに１５日には、２回生が合同で集まった機会に、大塚和義先生から、「学芸員資格取得をめざしてほしい」という熱いメッセージとともに、具体的な履修方法の説明をいただきました。学生さんも大いに関心を刺激されたようです（広野）。
瀬川真平先生の研究室から『東南アジアの社会・人々・暮らし -マレーシア・タイ・スタディツアー報告-』（大阪学院大学国際学部 海外研修報告書シリーズNo.5）が刊行されました。２００６年９月５日から１３日にかけて行われた、瀬川ゼミ（「卒業研究
Ｉ（３回生配当）」）のマレーシア・タイ・スタディツアーの報告です。
アジアの地域研究がテーマである瀬川ゼミでは、「現地を見よう」「野外で発想しよ う」という合い言葉のもと、毎年フィールドワークを行っています。
当然のことながら、これは単なる物見遊山の旅ではありません。「異なる価値観をもつ人々にとまどい、せめぎあいながらも関係を構築していける力を養うこと」の一環なのです。そしてそれこそが国際学部が重視していることなのです。
私が面白いと感じた箇所をピックアップして採録したいと思います。（広野）
5月17日（木）のゼミナール１では、学内ツアー第二週目が行われました。この日、私はI-Chat Loungeを訪問したユニットに同行しました。
I-Chat Loungeは、キャンパス内で外国語を体験できるようにという願いで設けられた場所です。学生さんは授業の空き時間に、１０分でも５分でもここに立ち寄って外国語を練習することができます（フリードリンクもあります！）
I-Chat Loungeでは、専任スタッフの皆さんが、外国語を使う楽しさを学生さんに理解してもらうために、大変フレンドリーに接してくださいました。もちろん英語でどう表現して良いか分からなければ、助け船を出してくれます（どうしようもなければ日本語で答えてもオッケーです）。
私も学生さんの中に混じり、へたくそな英語で話しました。発音が悪くても、文法が間違っていても、ちゃんと受け答えしていただけました。自分の思っていることを外国語で相手に伝えることができる楽しさを実感しました。Yukaさん,Kelseyさんをはじめスタッフの皆様有り難うございました（広野）。
5月10日（木）のゼミナール１では、学内ツアーが開催されました。ゼミナール１の１０クラスが、分かれて図書館とI-Chat Loungeを見学に行きました。
この日、私は図書館を訪問したユニットに同行しました。各クラスの担当者がゼミ生を率いて、図書館に行き、図書館の仕組みを大まかに説明した後で、実際に本を探して借りるという作業が行われました。
図書館にはビデオやDVDソフトも充実しています。館内のメディアステーション（左写真）で視聴することができます。この日のツアーでお気に入りのソフトを発見して、講義の空き時間に視聴しようという学生さんもいました。図書館には本や雑誌だけではなく、様々な学びの教材があることを理解してもらうよい機会になったようです。（広野）
４月１９日（水曜日）のゼミナール１では、レセプションルーム(17-01-01)で、全クラス合同の懇親会を行いました。サンドイッチと飲み物の立食パーティーです。
お互いの親睦を深めるために、自分以外の５人の学生にインタビューをするというワークが課されました。インタビュー記録シートを交換して、インタビューの手間を省くという「想定外」の裏技を使った学生さんもいましたが、知り合いになるよい機会になりました。
パーティーは１１時前から開催されましたが、お昼休みには授業を終えた交換留学生も参加して、外国語が飛び交う、国際学部らしい雰囲気になりました。企画した私たちも、学生が楽しそうに過ごす様子を見て、「よかった」という感想を抱きました。（広野）
4月12日（木）2コマに、第１回のゼミナール１が行われました。この日は全クラスが合同で、コンピュータルームに集まりました。
メニューは二つでした。第一は、高校時代の英数国の補習を行っているラーニングセンターからの説明でした。第二は、各学生が作った時間割がちゃんとコンピュータに登録できているかどうかを確認する作業でした。
後者の作業は難航し、教員はお昼ご飯が食べられないかもしれないと心配していました。しかし予想をくつがえし、躓いた学生はほんの少しで、多くの学生さんたちがスラスラと確認作業を行い、予定よりも早く行程を終了したのには驚きました。（広野）
4月6日（金）桜が咲き誇るキャンパスで、新入生のオリエンテーションの一環としてゼミナール１の担当教官の顔合わせと履修指導が行われました。ゼミナール１は１回生の必修科目であり、大学での学習スキル養成、学習指導、生活指導などという重要な役割を担っている少人数科目です。
9時半から行われた大教室での説明では、雰囲気がやや重く感じられました。しかしゼミナール１のクラス分けが発表された後、クラス別で顔合わせ会が行われました。晴天に恵まれ、教室を出てキャンパス内に陣取るクラスが多数ありました。それぞれ担当の先生から注意事項を聞き、連絡のためのメルアドの交換を行いました。
ほんの半時間ばかりの集まりでしたが、この集まりの後、再び集合した大教室の中では、雰囲気は驚くほどうちとけたものとなりました。この後、担当教官から昼食をごちそうになったクラスもあったそうです。
行事終了後の教員ミーティングもいつになく話が弾みました。新入生を迎えて教員の多くが何かしら手応えをつかんだしるしでしょう。１回生が早く大学に慣れて、それぞれの目標を達成する次のステップに進んでくれればいいな。きっとそうなるに違いないと思った一日でした。（広野）
「カメラ持ってくればよかった」「スマートで格好いいね」という声が教員控え室で飛び交いました。4月4日（水）に挙行されました大阪学院大学入学式に高橋尚子特任教授が出席されたからです。式典では高橋尚子教授から「４年間というのは何でもできる期間です」というエールが送られました。これは教員にも知らされないサプライズでした。
このような趣向が凝らされた入学式とともに、私たちは新１年生を迎えることができました。入学式後に行われたオリエンテーションでは、瀬川真平国際学部長から、変化の激しい時代のなか、語学の修得だけではなく異文化を理解できる人になって欲しいというメッセージが送られました。新入生の皆さん。これから４年間地道に努力を積み重ねましょう！（広野）
3月24日午後、「春のオープンキャンパス」が開催されました。
写
真は国際学部ブース担当の宮本圭造先生が持参した、メキシコ土産のトラのマラカスです。このマラカスが呼び込んでくれたのでしょうか、雨が降るという生憎
の天候にもかかわらず、熱心な高校生と保護者の皆様がブースを訪問してくださいました。
ブースでは、外国語学部と国際学部はどのように違うのかという質問が多かったそうです。この質問には答えるのが難しいのですが、国際学部は英語だけでなくプラスアルファを学ぶのだと、ブース担当の宮本先生や学生アシスタントの大橋さん・島津君が身振り手振りで答えていました。
春から進学先の情報を調べるという意識の高い高校生と保護者の方に接することができ大変感心した半日でした。
（広野）
参考：本ブログの関連エントリー
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