小幡夏生
留学で1番学びたかった体験したかったことは語学学習と他国の友達との交流です。
語学学習に関しては月曜日~金曜日に9時~12時までの留学生が受ける授業があります。その授業では1級から4級までのクラスがあります。私は1級のBクラスでした。Bクラスには私を入れて日本人が4人と台湾人1人とあとのクラスメートは全員中国人でした。 初めてクラスで授業を受けた時は中国語の嵐でした。最初のころは韓国語を習いに留学に来ているのに、毎日中国語を習っているような気分で少し嫌な気分にもなりました。しかし授業中に中国語を話すと先生が注意してくれたりして、中国人の留学生も韓国語で話してくれるようになりました。
私が一番記憶に残っている授業はペアで文章を作って皆の前で発表する授業でした。その授業ではペアによっては自分で全部の文章を作らなければいけない時もありました。その時はこの文章であっているのか、これで大丈夫かなといつも緊張しながら発表していたのを覚えています。
会話はくじ引きでペアを決められて先生の前で2人で会話をするというテストでした。私は矢野さんとペアだったので一緒に練習してもらいアドバイスをもらいながらテストを受けました。
中間テストでは先生から渡される紙に書かれているテーマにたいして会話をするのですが、私たちは「待ち合わせ」でした。最初はうまく出来ていたのですが、途中で真っ白になってしまい、矢野さんから受けた質問とは違う答えを言ってしまって困らせてしまいました。その事と「いす」という単語が思い浮かばなくてすごく落ち込んだのを覚えています。その後に矢野さんに励ましてもらいすぐ立ち直りました。
後は皆で「オオカミ少年」という映画を見て授業中に皆で泣いたり、1級全員で調理実習をしました。私たちのペアは日本人と台湾人のチームでした。お好み焼きを作りました。台湾人の子が作った料理名はわかりません。中国料理のチンジャオロースーが一番美味しかったのを覚えています。
次に寮の生活について書きたいと思います。 私たちが4カ月生活していた部屋は8セクションあり、2人で1セクションでした。日本人7人と中国人9人での生活でした。とてもいい人達だったのですが、少し驚いた事もありました。
日本ではお風呂場に浴槽があるのが当たり前だと思っていましたが、この寮にはシャワー室しかなく初めは驚きました。驚いたのはもう1つ、中国の人はあまりお風呂に入らないのと、頭だけ洗面台で洗うので髪の毛が詰まって流れないのも驚きました。物干しも最初の頃は占領されていて困りました。でも一度注意すると直してくれたりもしたのでその点ではよかったです。
寮には門限もあり11時に点呼をとりにきます。 それを初めて体験した時は軍隊みたいだなと思ったのが素直な気持ちです。毎週火曜日は外出届が出せません。2週間に1回火曜日に大掃除があります。点検されるのですが、汚れていると減点されると聞いたので、初めて掃除した時は部屋の隅々まで綺麗にしたにもかかわらず、点検に来た時にすぐに終わったので唖然としたのを覚えています。日常品は全部揃えたのですが、トイレットペーパーも買わないといけないということにびっくりしました。
次は学校での驚いた事です。学校の敷地内に寮があるのですが、寮だけでなく敷地内にはカフェや、コンビニ、銀行などがあります。そこは、一般の人でも利用することができとてもびっくりしました。カフェに関しては、1つではなく学校の敷地内だけで4つもあり、大変便利でした。カフェの中で、驚いた名前の飲み物があったのですが、その飲み物の名前は「コグマラテ」でした。韓国語で、コグマはさつま芋らしくその時は解らず凄く驚きました。
(国際学部学生)
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