田村 祐馬
私は、2月24日木曜日に、併設高校の大学入学予定者対象の入学前授業で、中則夫先生の授業に、ボランティアとして参加しました。講義のテーマは、ブレインストーミング法の活用についてという内容でした。私たちも、1限目に、「大学について良い点、悪い点」というテーマで授業前に練習しました。そして、2限目が本番であり、高校生対象に、「高校の良い点、悪い点について3つ挙げる」という作業をおこないました。そして、高校生といろいろ話ながら楽しいひと時を過ごしました。
この、ブレインストーミング法は、どんなに、些細な意見、つまらない意見でも、絶対に批判してはいけないことや、初めに結論を話してはいけないことなど、様々な決まりがあります。そして、集まった意見で、共通点があるものをまとめていき、最後には、みんなの前で発表するというのがブレインストーミング法の大体の定義です。
高校生の代表者たちは、皆の前で、30秒程度でグループの意見を発表していきました。なかなか、面白おかしく発表している生徒もいて、高校生にも発表するスキルがあることに気付きました。高校生の発表も終わり、早く授業が終わるのかなと思っていたら、今度は、大学生にも発表するよう中先生から求められ、2人発表することになり、私が選ばれました。人前で話すのが苦手である自分、いきなりの出来事で頭の中が真っ白になり言葉がでない面も目立ちましたが、言いたいことは全て話すことができたので私としては成功だったと思います。私自身、人前で発表したのが高校3年以来のことであり、非常に貴重な体験となりました。
このボランティア全体を通じて、学んだことは、人の意見を見下さないことです、私の反省としては、発表前には、必ず準備をして臨むことが大切だということがわかりました。これは、社会に出たとき役に立つ方法だと、ボランティアを通じて感じました。
現在、FISの方でも、なかなか皆の意見がまとまらずに、苦労することが多々あります。一度、中先生を講師に招いて、ブレインストーミング法について学ぶ機会を設けるのもいいかもしれないと、密かに考えています。
(国際学部学生 2009年入学)
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