山口 惇
私は「OGUオリジナルTシャツ・ロゴデザイン・コンテスト」で最優秀賞をいただきました。私がデザインをしたTシャツが大阪学院大学のオリジナルグッズに採用されたことはたいへん名誉で、うれしく思います。
私は専門学校から国際学部3年次生に編入学してきました。大学では様々な活動に参加し、視野を広げて、自分の可能性を伸ばしていきたいという気持ちを抱いていました。そんな時、国際学部の白井元康先生からこのコンテストについて教えていただき、私もぜひ参加したく、迷わず応募しました。
デザインするにあたって、まず「大阪学院大学」をイメージすることから始めました。何点かの図案を鉛筆と色鉛筆で描いてみました。ところが、考えれば考えるほど、「これだ」というアイデアが思いつきません。眠れない夜もありました。何枚も何枚も描きなおしました。そして、ついに用紙が残り一枚になったときに覚悟しました。「自分の描きたいものを思いっきり描こう」。
デザインのコンセプトは温かい心と笑顔です。大阪学院大学はたくさんの外国の方々と交流があるので、国籍に関係なく他の文化を理解しようとする平和な心をもったイメージがありました。私自身も国際学部にいます。そこで、大学のマスコット・キャラクター「フェニックス君」と様々な人が手をつないで笑っている、という図を描きました。
ところが、その後、パソコンを使って図を描くのもたいへんでした。一つ一つのパーツを組み合わせて部分から全体へと積み上げていく作業は、思っていたより根気がいります。ちなみに、今書いている卒業研究論文も同じです。
でも、一つのものをこつこつと作り上げていくのは、とても楽しかったです。また、できあがった時の達成感は格別でした。迷いながら何度もやり直したデザインが賞に選ばれたので、最後まであきらめなかった甲斐があったと思っています。
今回、たくさんの方々に助けていただき感謝しています。コンテストのことを教えてくださった白井元康先生、作図ソフト「イラストレーター」の使い方を教えてくださったD.M.アラカキ先生、庶務課の辻さんや職員の皆様、MELOPのスタッフの皆様、お世話になった大勢の方々、ありがとうございました。これからもたくさんのことに挑戦し、日々勉強を重ね、視野を広げていきたいと思っています。
(国際学部学生 2005年編入学)
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