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2006/06/01

コメント

島谷 俊行

 2000年に国際学部を卒業した島谷俊行です。現在、東京都の都立高校で教員をしています。国際学部は、私にとってはプラスとなっています。
 特に、ひとつの道を進もうと決めていたわけでなかったので、さまざまな分野を勉強できる国際学部は、その点で私にとって魅力的でした。
 もしも国際学部でなかったら、もしも三上ゼミでなかったら、私はふつうにサラリーマンをしていたのかもしれないです。
 しかし、国際学部で、三上ゼミで個性あふれるキャラクターに出会えたからこそ、また、国際学部で学んだ「既成概念の再検討」「自由な課題発想」というものがあったからこそ、私は自分の夢を追いかけることができたと思います。
 今、英語教育も教育も曲がり角を迎えています。私は、幅広い分野を勉強できたからこそ、英語教員にだって英語以外の幅広い知識が必要ということも知ったし、課題解決のための問題意識を持つことができたと確信しています。
 大学に入って10年半、大学を出て6年半。国際学部ができておそらく15年強。まだまだ発展途上のこの学部が、学生や卒業生とともにどう飛躍していくかが楽しみです。

管理人

三上ゼミの名前が出ましたか!全く偶然のことですが、実は私も三上ゼミを薦めて来たばかりです。大阪学院では全国を股にかけて教育懇談会を行っています(教育懇談会とは、教員や事務職員が保護者の皆様と学業成績、学生生活、就職活動等について懇談をする集まりです)。

私は8月22日・23日と富山・金沢の懇談会に参加いたしました。その席で国際学部の学生さんでキャビンアテンダントを目指している学生の保護者の方から、どのような科目を履修すれば良いかという質問を受けたのでした。

正直、それに対する答えは難しいのです。キャビンアテンダントは英語ができるのは普通だから、それプラス何かを追求して欲しいという抽象的な回答しかできませんでした。

それを補足する意味で、三上ゼミは、キャビンアテンダントを何人も輩出している。何かのヒントが得られるのではないか?と申し上げました。もっとも三上先生の専門である、インド経済などアジアの経済に関心があることが前提であるということも言い添えたことはいうまでもありません。

しかし島谷さんが指摘している「個性あふれるキャラクター」の集団という魅力を伝えることを忘れたことを反省しています。

島谷俊行

筆不精で申しわけありません。
確かに三上ゼミの集団は、個性派集団であると思います。それは今も昔も変わらないということで。そうですね。私の代もCAを輩出してましたね。そのころ私は、夢に向かいつつある仲間たちのことを指をくわえてみていましたが・・・。
今は東京なので、なかなか関西に戻ることもできず、教育関係を目指す後輩に情報を提供できたらなぁと思うのですができないでいます。

管理人

島谷様、コメントありがとうございます。「教育関係を目指す後輩に情報を提供できたらなぁ」という気持ちを抱いていただけるだけで、私たちは大変嬉しく感じます。

ところで、全くの偶然ですが、本日、私の研究室に、三上敦史先生ご本人がわざわざお見えになりました。「ちきゅうじん」の執筆者として、CAをしている人を紹介してくださいました。ありがたいことです。

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