小島 恵梨香
お久しぶりです。小島です!!お元気ですか?私はとても元気です。台湾はとてもいい場所です。気候も暖かく、食べ物も美味しいです。日本の食文化とはやはり異なりますが、日本人にとっても口にできるものばかりだと感じます。「台湾文化は日本文化とよく似ている」と聞きましたが、そうでもないと感じます。礼儀や台湾人の性格、そして生活習慣の違いを実感しました。また、台湾人が持つ日本人のイメージ・概念が昔の日本人を指していることも感じました。確かに台湾人は日本人が、そして日本が大好きだと感じますが、それは年齢によって日本の何がすきなのか?何処に魅力を感じるのかが異なってきます。
台湾に来てもうすぐ2ヶ月が過ぎようとしています。今は時間がただただ速く過ぎていくので焦りや不安も多いですが、それでも毎日沢山の出会いや新しい発見があり、そして少しずつでも自然に語学が身についてると実感できているので、留学生活はまったく苦ではありません。自分なりに楽しく毎日を過ごせています。授業はクラス制でレベルに分けられています。私は初級クラスからスタートしました。先生はとてもいい先生で、ひとつずつ丁寧に話してくださるので、分かりやすくコミュニケーションが取りやすいです。今はスペイン・韓国・ベトナムが各1名ずつと日本人4人で勉強していますが、毎日異文化交流をしているのでとても楽しいクラスです。
日本人も沢山きていてとても驚きました。まず、関西大学の学生が半年で6人、神戸が1人、東京が1人、北海道が1人です。このメンバーが私と同じ学期に過ごすメンバーです。その他の大学からの留学生は、鹿児島からが半年前に来ていました。私が来たこのプロビデンス大学は、語学大学の中では最も有名な大学であり、日本の大学も数多く姉妹校として提携を結んでいるそうです。私は初めてだったので分からないことも沢山ありましたが、先輩の話や、一年の行事など話を聞いて分かるようになってきました。私たち交換留学生には2人のヘルパー(ボランティア学生)とチューター(日本語学科のパートナー)1人がつきます。私たちの生活面でのサポートをしてくれたり、チューターさん達が企画を立てて遊びに連れて行ってくれたりしてくれます。こちらに来て、いくつか問題がありましたが、その都度彼女達が助けてくれました。授業でも各国ごとに授業が作られていて、私たちは日本人だけの歴史や文化の関する授業を勉強することができます。
しかし、全てが簡単というわけではないために、いくつかの科目は合格できませんでした。でも、私は1年間の留学なので、合格できなった授業を第2回目のセメスターで履修しようと思います。先生方は、日本語や中国語で授業を進めます。聞き取れないことは多いのですが、内容はすごく興味深いものばかりです。民族や伝統文化に関する勉強も少しずつ進めています。来年3月に行われる台湾でも一番大きな祭り、しかも私が一番参加したかった祭りに参加することができそうです。先生方は皆日本に留学済みであり、日本人留学生が来ると恩返ししたいという気持ちで私たちに接してくださいます。なので、なんでも聞いてみると、親切に教えてくださいます。とても安心しました。
一番残念だったのは、プロビデンス大学が台中市よりもかなり田舎の方にあったことです。交通が不便であり、台中駅にいくまでに1時間ちかくかかります。なので、動くにも動けなく、武術の練習を今どうしようか迷っています。でも、交通は不便であっても、台北や高雄より平和であり住みやすい環境だと感じました。本当にプロビデンス大学に留学してよかったと思っています。また、低料金で台湾の何処へでも行くことができます。私は最近よく1人で旧跡名所を探しに休みの日は外へでていきます。そのおかげで、ホテルの取り方やバスの乗り方、そして電車の乗り方などを学ぶことができました。旧正月に1カ月大学は閉まり、寮も入れなくなるので、その期間に台湾1周を考えています。そのためにも、沢山経験して充実した旅行になるように頑張ろうと思います。
(国際学部学生2007年入学)
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