大阪学院大学国際学部では、7月3日(月)から8日(土)までヘルプデスクを実施しています。ヘルプデスクとは、7月中旬から始まる前期試験を前にして、学生さんの勉学上の質問に答えるための総合案内所です。教員が朝から夕方まで、校舎の一角に常駐しています。
この取り組みは2年ほど前から経済学部が独自に行っていたものです。今年から国際学部をはじめ他の学部も実行しました。初回ということで、学生さんの間でのヘルプデスクの認知度はいまひとつです。学生さんの行列ができて困るということにはなっていません。
先輩格の経済学部は盛況で、学生さんがひっきりなしに尋ねて来ていました。恨めしそうな目で眺めていると、「経済学部も始めた当時は学生が寄りつかなかった。しかしそれでも継続が大切である。このような取り組みをする中で、教員同士も学生の勉学について議論する機会を得ることになるから無駄にはならない」という言葉で勇気づけていただきました。
しかし関心を示してくれた学生さんもいて、教員と学生が談話する和やかなスペースになりました。もちろん談笑の中にも積極的な提言も学生さんの方から出されました。例えば「アメリカの政治と経済」(旧カリキュラム)を前期だけしか開講しないのは困る。後期も開講してほしいという要望が出されました。当然我々としては前向きに検討することを学生さんにお約束しました。
まだ期間が残っていますので、是非この文章を見かけた学生さんは2号館1階までお越し下さい。
(広野)
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