深江 香葉子
このレポートは2014年9月6日から12月15日までカナダに留学をしていた体験報告について述べたものである。
カナダにきて私は苦労したことや頑張ったこともいくつかある。その一つがコミュニケーションである。私はコミュニケーション能力が人よりかけていて、その上まともに英語を使いこなすことがでず、ホストファミリーに挨拶をすることでさえ緊張して上手く話す事が出来なかった。だから友達を作るのもとても大変だと思っていた。
だがカナダに行くと自分が思っていたよりも他の日本人学生を通してだが友達は自然とできた。最初は英語で自分の思っていることを上手く伝えれなく、相槌を打ちながら聞いていることがほとんどだった。だがそれではいけないと思い自分から話題を作り、話してみるが、会話を続けるのが難しかった。そういったことが多々ありとても悔しく思いもっと会話をできるようになりたいと思った。
そこで、まずホストマザーをとうして会話の練習や勉強の手伝いをしてもらった。最初はホストマザーの質問などにうまく答えることができず、何を言っているのかも分からなかった。そんな中勉強などを手伝ってもらっているときに、ホストマザーに「もっと自分の思ったことを話して、間違っていてもいいからもっと気持ちを伝えることが大切だ」ということを言われたのである。そこから積極的に話してみたり、わからないことがあるたびに教えてもらったり英文の使い回しを学んだり、恥ずかしがらずに色んな事を聞いたりした。時にはホストファミリーが話している会話の内容を私が理解できるように詳しく聞いたりもした。
そして沢山のことを教えてもらっているとき少しでもホストファミリーの話を聞くために話していることを聞き取ろうとしていたのでリスニング力がついたのと、少し自分の思ったことを話せるようになった。最初は全く自分の成長に気づくことができなかったが、だんだん学校の先生の言っていることや、ホストファミリーの会話の内容が理解できるようになったことで、少しは自分が成長しているのかなと思った。
だが自分のことを伝えるときはやはり思うように話せなく、もどかしくなることもあった。だが私の話しを聞いてくれている人たちが一生懸命私の話しを理解してくれる姿を見て私も最後まで言いたいことを伝えるようにした。
これらのことを繰り返して、私は自分の英語が間違っていようとも相手に話しを伝えたいという気持ちがとても大切だと改めて思った。
間違いを恐れて自分の部屋に引きこもるよりも、間違った言葉でも誰かとコミュニケーションをとり積極的に行動する方が楽しいなと感じた。その上そっちの方が自分のためになると身をもって知った。これらは私が留学中に頑張った事の一つとである。
この留学を通して自分が少しでも興味を持ったこと、関心を持ったことに対してもっと積極的に取り組み、みんなと会話をする楽しさを忘れないで沢山の人たちと会話をしようと思った。
(国際学部学生)
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