2月21日午後2時から2時間以上にわたり、震災ボランティア報告会が開催されました。
最初に山下寛子(国際学部1回生)さんと山中美希(国際学部1回生)さんから、去る2011年12月16-17日に開催されたシンポジウム「東日本大震災とボランティアの役割」(於:東北学院大学)に参加した報告と「足湯ボランティア」に携わった体験報告がおこなわれました。
両名からは、「現在住んでいるところでもボランティアはできる」「東北大震災の実情を知ること、その記憶を風化させないことが大切である」というメッセージが提示されました。
それを受けて、後半は、学生と教職員が入り混じったディスカッションがおこなわれました。
その中で仙台に頻繁に出向いている田中洵(国際学部2回生)君と高木和俊(国際学部4回生)君から、「必要となる情報のシェアが重要である。例えば、ボランティアに行くためには、東北学院大学が受け入れ態勢を整えているので、東北学院にいけばボランティアはできる。問題は仙台までの交通費であるが、うまくいけば1万円程度で往復できる。このような情報をまとめて、Facebook、Twitter、学内掲示板等で発信したい」「できれば現地物産展などをおこないたい」「大学のサポートとしては、財政的援助や公欠制度の拡充を願いたい」という発言がありました。
ゲストの杉浦健さん(関西学院ヒューマンサービスセンター)からは、ボランティアに関する様々な情報提供がおこなわれただけでなく、このような学生と教職員がフラットな形で議論する会議を継続した方がよいという示唆も受けました。
がむしゃらに頑張っているバイタリティにあふれる学生の活動を知ることができた充実したワークショップでした。
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