西村 拓哉
私が留学したのは、台中にある静宜大学である。留学が決まったときは、ワクワクしていたが、不安でいっぱいでもあった。
関西空港から台北桃園空港までおよそ2時間の飛行時間だった。飛行機の中では、映画を見ていた。でも台北桃園空港に近づくにつれて、緊張していたのか、冷や汗をかいたり震えが止まらなかった。いよいよ台北桃園空港に到着した。バスで桃園新幹線駅まで行き、新幹線で台中まで行った。ここまで来るのに4時間あまりの時間がかかった。事前に勉強をしていたので、片言の中国語や英語でも通じることができた。後は、タクシーの運転手さんが静宜大学まで連れて行ってくれた。
いよいよ大学での授業が始まった。最初は、自分が勉強する教室がわからなかったので、事務所の方に教えていただいた。授業時間は、月曜日~金曜日までの朝8時10分から朝10時までの授業だった。
始め授業を受けたときは全然わからなかった。でも、その中に日本人がいたので教えてくれた。その人は8月頃に来ていた。自分が勉強するクラスには、日本人が2人、韓国人が2人、インドネシア人が3人、アメリカ人が1人、メキシコ人が1人、フランス人が1人の計10人で、彼らとともに中国語を勉強した。皆、中国語を勉強するのが初めての人ばかりだった。
始めは、全然言葉が通じなかったが、だんだん勉強していくうちに通じるようになった。先生は、とても優しくておもしろくて楽しいけど、時には厳しい方だった。先生は、みながわからなかった時、すごく丁寧にわかりやすくパソコンの写真や映像などを使って教えてくれた。このようなことがほぼ毎日のように続いた。すごく楽しい授業を受けることがでた。
生活では、いろいろなことがあった。自分が生活する部屋は4人部屋だった。その中に、日本語学科の人が2人いたので、ここでの生活のことなどいろいろなことを教えてくれた。
私は授業が少ないので、ほとんどが自分の寮の部屋にいたが、友達が一緒に授業に出ないかと誘ってきたので、参加することにした。その授業は、日本語会話の授業だった。教室にいる人たちは、ほとんど日本語を話すことができていなかった。そこで私は、彼らに日本語を教えることにした。先生も私のことを歓迎してくれて、一緒に授業に参加することを認めてくれた。とてもいい先生だった。ここにいる学生たちともすごく仲良くなった。みんなは、私のことをすごく頼りにしてくれた。そして、イベントがあり、ハロウィンパーティ、日本語学課のカラオケ大会、体育祭、クリスマスなどにも彼らと一緒に参加した。どけもこれもすごく楽しくて、とてもよい思い出になった。
大学生活では、いろいろなことがあったが、どれもすごく良かった。最初は、すごく不安でいっぱいだった。でも無事に生活することができた。友達もたくさんできたし、ここ静宜大学のことや台湾のことについていろいろなことを知ることができた。自分の中で、とてもよい経験ができて、本当に良かった。台湾がすごく気に入ったので、友達と連絡をとりながら遊びに行こうと思う。
(国際学部学生 2009年入学)
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