岩本恵美
大阪学院大学の国際学部で「国際協力」を学び始めて早3年。今振り返ってみると、毎日「国際協力」に関する知識を学べることが楽しくてしょうがない!といった3年間だったと思います。
私が「国際協力」という言葉を知ったのは、小学校3年生の時でした。当時、私の担任だった先生が、JICA(国際協力機構)の青年海外協力隊員として太平洋のマーシャル諸島共和国というところに派遣されたことがきっかけでした。派遣前の研修期間と派遣期間のあわせて約3年間、ずっとその先生と手紙のやりとりをしていました。手紙のやりとりは現在も続けています。
その先生のアイデアで、私の小学校と先生の派遣先現地の小学校の児童との間で手紙のやりとりもしていました。今思えば、それが当時の私に大きな刺激を与えたのだと思います。この頃から私は、「海外ボランティア」「国際協力」というものに憧れを抱くようになりました。
それからどんどん「国際協力」に興味を持ち始め、大学では国際協力や国際関係について学びたい!と思い、大阪学院大学国際学部に入学しました。実際に国際協力について勉強し始めると、自分のイメージしていたものとは全く違うことがたくさんあり、戸惑いを隠せませんでしたが、戸惑いや疑問を持つことで、「もっとたくさん勉強したい!」という気持ちが大きくなっていきました。
私は昨年度から国際活動協力コースというプログラムを受講しています。このプログラムでは、国際学部の先生方をはじめとして、JICAや国際エンジェル協会などから来られた講師の方々が講義してくださいます。実際にJICAで海外青年協力隊として活動されていたOB・OGの方の講義では毎回、現地での体験談や大変だったお話を聞くことができ、とても充実した講義内容です。自分が青年海外協力隊というものを美化していた・・・ということもあり、ショックを受けたり、現実を知ったり・・・というようなこともありました。しかし、大変な思いをしただけに任期を終えた時の達成感は計り知れないとおっしゃっていた講師の皆さんの顔を見て、益々魅力を感じました。他にも国際学部には魅力ある講義がたくさんありますが、ここでは書ききれません。
大学では、自分から始めなければ、何も始まりません。それは国際協力でもいえることで、国際協力というものは、される側がいなければ成り立ちませんが、する側が進んで取り組まないと解決しないものだと、私は思います。これから国際学部を卒業するまで、もっともっと貪欲になって、いろいろなことを吸収したいです。
(国際学部学生、2004年入学)
「貪欲になる」というキーワードには、はっとさせられました。ご指摘にある能動的な学習姿勢において特徴的な事柄だからです。貪欲になり、どんどんのめり込んで学習、研究が行えるということは、その時点で学んでいることがおもしろい (interesting) からであり、楽しみながら学習、研究を行えるということが、大学においてはもっとも重要なことの一つであるように思えます。わたしたちも、楽しい学習、教育環境の提供を追究していきたいと念じてやみません。
投稿情報: 塩狩峠 | 2006/06/17 12:51
こんなブログがあったとは知らんかったし!
昔から夢やったJICAで働けるようにガンバってな☆
恵美くらい行動力があって好奇心旺盛で色々なことにチャレンジしようとする強い意志を持った人間ならどんな大きな夢だってかなうよ♪
応援してます!!!
投稿情報: しげぞ~ | 2006/07/12 23:21