« 国際学部と外国語学部の違いって何? | メイン | 日本で初めてパスポートを取得したのは曲芸師だったのか! »

2006/08/16

コメント

塩狩峠

外国の人たちと交流を深めるために英語などの外国語を学び、さらにはその交流を円滑なものにするために相手の文化に対する知識を深め、相手の異文化を理解する。いずれも、国際学部での追究に見合った内容だと思います。

しかしながら、その陰に隠れて、意外に見落とされがちなポイントがあります。それは、相手の文化に対する理解を深めると同時に、自国の文化、歴史に対しても理解を深める必要があるということです。近年、いわゆる実用英会話教育が勢いを増してきていますが、単なる日常会話能力があるだけでは、外国人との交流を深めるという目標の達成には明らかに力不足です。その語学能力(入れ物)を使って発進するべきもの、つまり自分たちの歴史、文化、社会、生活スタイルなど、その独自性に対する理解と、自分の意見を持つ事(中身)が、極めて重要であろうと思えるのです。

白川さんのご意見を拝見し、自国の文化、あるいは日本の文化、に対する学習が、大学では重要なものであるということを再認識できました。国際学部は、そのような目的も目指せる学部であるべきだということを強く感じました。

この記事へのコメントは終了しました。

フォトアルバム
Powered by Typepad